金刀比羅宮

観光案内

高知県 徳島県 香川県 愛媛県 広島県 岡山県 鳥取県 島根県 山口県

水の都「広島」

広島は市内に6本の美しい川が流れることから「水の都」と呼ばれ、その起源は天正17(1589)年、中国地方の大半を領有する戦国大名・毛利輝元が太田川デルタの大きな三角州に広島城(別名「鯉城」)を築いた時にさかのぼります。
この三角州が大きな島に見えたことから「広島」と名付けられ、その後、広島は毛利、福島、浅野氏の城下町として栄え、西国一の賑わいを見せました。
昭和20年(1945年)8月6日、広島は人類史上初めての原爆の惨禍を受け、約14万人が亡くなりました。
壊滅的な被害の中からめざましい復興を遂げた広島は、人類の恒久平和を希求してきました。これより「国際平和文化都市」としての広島が創り上げられました。
現在、広島県への年間総観光客数が7千万人に届く勢いで増加しており、外国人観光客数も240万人近くになっております。
それをけん引しているのが、「原爆ドーム」と「厳島神社」の2つの“世界遺産”です。

 

平和公園と原爆ドーム

平和の象徴、原爆ドーム

「原爆ドーム」は広島における平和の象徴として平和公園とともに広島市の中心部にあります。今回のOSEALの各会場から徒歩圏内です。平和公園内には本年4月25日にリニューアルされた広島平和記念資料館や多数の慰霊の碑があり、フォーラムテーマ「平和を学び祈る」を実際に体験・体感することができます。新しくなった本館には大会参加者は期間中無料で見学することができます。

厳島神社・大鳥居

日本三景の一つ、安芸の宮島

広島駅からJRと船で約40分、市街地から広島電鉄の郊外電車と船で約1時間強で訪れることができる「宮島・嚴島神社」は半日観光として手軽に行けるスポットとなります。

宮島は古くから島そのものが神として信仰され、また海上に神秘的に建っている厳島神社は大鳥居も含め、匠の技法を駆使した建築物でもあり、見どころ満載です。また、ロープウェイ・徒歩でも上がれる“弥山(みせん)”からは、四季折々の風景と瀬戸内の多島美をお楽しみいただけます。

なお本年夏前から厳島神社の大鳥居の改修工事が始まり、フォーラム開催時期にはメッシュシートで覆われてしまいますが、シルエットはご覧いただけます。25年ぶりの屋根の吹き替えや朱塗りの塗り替えなど、普段の鳥居とは異なる姿もぜひお楽しみください。

弥山から眺める瀬戸内の絶景

広島へのアクセス

市中心部にあるJR広島駅への新幹線が東は東京から西は鹿児島からそれぞれ運航しています。広島駅に降りると、広島電鉄の路面電車が中心街から郊外まで走行し、市民の足としての役割を果たしています。 市内からリムジンにて約50分のところに位置する広島空港は、現在羽田空港を中心に新千歳・仙台・那覇・成田の各空港と直行便で結ばれています。国際線はソウル・大連・北京・上海・台北・香港・シンガポールからの便が就航しております。(2019年6月現在)


広島市と周辺の見どころ

広島市と近隣の都市は、四季を通じて見どころも満載です。

広島市内

広島城天守閣

広島城

別名・鯉城と呼ばれる広島城の天守閣は昭和6年に国宝指定を受けましたが、戦前まで現存した城郭建築は原爆投下によって倒壊、焼失しました。昭和33年に開かれた広島復興大博覧会に向けて天守閣の外観が復元され、その後門や櫓も江戸時代の姿に再建されました。

比治山公園

比治山公園

市内中心部にある比治山からは広島市内や瀬戸内を一望できます。園内には日本の伝統的な「蔵」をイメージした「広島市現代美術館」や漫画の歴史をたどりながら作品を楽しむことができる広島市まんが図書館などの施設がある他、多くの彫刻が見られ、芸術公園として知られています。桜の名所としても有名で、約1,300本の桜が咲く季節は広島市民の憩いの場所になっ ており、市内のライオンズクラブがこの桜の植樹活動に取り組んでいます。

秋の縮景園

縮景園

元和6 (1620) 年に、茶人で知られる浅野藩家老の上田宗箇により、浅野藩主の別邸として作庭されました。中国の世界的な景勝地・西湖を模したと伝えられている園内は、山川の景、京洛の態、深山の致を庭の中に縮景してい ることから、「縮景園」と名付けられました。

東広島市

西条酒蔵通り

安芸西条は、灘・伏見と並び称される銘醸地。JR西条駅の周辺では、現在も9社の蔵元が醸造を続けており、赤い煉瓦煙突が林立しています。土 蔵造りの酒造や千本格子の町家が風情を感じさせます。

提供:東広島市観光協会
提供:東広島市観光協会
提供:東広島市観光協会
提供:東広島市観光協会

呉市

大和ミュージアム

大和ミュージアム

戦艦「大和」を建造した日本一の海軍工廠のまちとして栄えた呉。
戦後は、世界最大のタンカーを数多く建造するなど、日本が戦後約10年ほどで世界一の造船国へ発展する一翼を担いました。

尾道市

千光寺公園

千光寺公園

JR尾道駅の北側に、小高い山、標高144.2mの千光寺山が目に入ります。その山頂から中腹にかけて広がる千光寺公園からは、尾道市街と瀬戸内の 絶景が一望できます。

福山市

鞆の浦

鞆の浦

鞆の浦は,古くから「潮待ちの港」として栄え,江戸時代に築かれた港湾施設や情緒ある町並み,昔の土蔵などがそのまま残っています。 歴史上の人物も多く立ち寄った港には、近年では宮崎駿監督が滞在し,「崖の上のポニョ」の構想を練っ た場所として有名になりました。


広島の“食”

牡蠣

旬を迎えるカキ

広島のかき生産量は全国1位。全国の生産量の半分以上を、広島県産が占めています。かきの養殖の歴史は400年以上も前の室町時代から。一般的な広島かきは、殻は小さいけれど身は大きくプリッとしていて、濃厚な味わいが特徴。11月から旬を迎えます。

ソウルフード“お好み焼き”

広島のお好み焼は、生地やキャベツなどの野菜、肉、卵などを重ねて焼いていく“重ね焼”が主流です。それに中華そばやうどんといった麺が重ねられることが多く、一番シンプルなオーダーは「肉玉そば」。

焼く途中で、一番上側になった生地がフタの役割をして、キャベツを蒸します。これが美味しさの秘密です。重ねて焼いているため、カットすると食材が層のようになっています。

そのため、ヘラは上から垂直に入れて切ると上手に食べられます。ソースは、オタフクソースやカープソースなど、各店ごとにひいきのものを使い分けたり、独自の工夫を加えたりしています。キャベツに肉、卵、そして麺が加わり、ボリューム&栄養バランスともに良く、これだけで食事として成り立ちます。

お好み焼き
お好み焼き
お好み焼き
お好み焼き
あなご飯

宮島の穴子(あなご)

あなごの骨からとった出汁に味をつけて炊いたり、タレを染み込ませたりしたご飯の上に、じっくりと焼き上げた穴子を盛り付けた「あなご飯」。明治30年に開業した旧宮嶋駅の駅売弁当として生まれました。現在では、宮島観光の際に味わうことができる名物となっています。

汁なし担々麵

汁なし担々麵

広島県のご当地麺の一つ。刺激的な辛さがクセになる「汁なし担担麺」。とにかく、よく混ぜて汁を絡ませてから食べること!麺を食べ終わったら、残ったタレにごはんを投入すると二度楽しめます。

広島つけ麺

広島つけ麺

辛いつけダレと冷たい麺が特徴の「広島つけ麺」。たっぷりのゴマとラー油が入ったタレは“うま辛”な味。自分好みに辛さを調整することができます。

尾道ラーメン

ご当地麺いろいろ

広島県にはまだまだたくさんのご当地麺があります。全国的に知られた「尾道ラーメン」、地元の人に愛される「呉冷麺」、安芸太田町の家庭料理から生まれた「漬物焼きそば」、伝統芸能をモチーフにした「夜叉うどん」など、エリアごとの特色が生かされたユニークなご当地麺にも注目です。

広島和牛

広島和牛

広島和牛は、噛めば噛むほど旨みが味わえる「コク」の深さ、絶妙な美しい霜降りとやわらかな舌ざわりに、上品な香りがとけあう逸品です。上質なブランド牛として「広島牛」、「広島和牛 元就」、「比婆牛」、「神石牛」もぜひ味わってほしい贅沢グルメです。

日本酒

日本酒

広島県は全国に知られた銘醸地。兵庫の「灘」、京都の「伏見」と並ぶ、日本三大酒処のひとつ、広島「西条」の日本酒があります。そのほか広島県内にはたくさんの酒蔵があり、きっと好みの銘柄と出会うことができるでしょう。


引用・協力:(一社)広島県観光連盟(ひろしま観光ナビ)
       (公財)広島観光コンベンションビューロー


その他

ホームへ戻る